HPVワクチンを不安に思っていた人の気持ちが変わった瞬間
HPVワクチンについて不安に思っていた方が、わたしの説明を一通り聞いた瞬間に「え、それならわたしもうちたいです」と考えが180度変わる瞬間に出会ったお話です。
稲葉可奈子@産婦人科医
2024.09.01
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みなさんこんにちは、産婦人科専門医の稲葉可奈子です。
「稲葉可奈子の元気がでるニュースレター」をご購読くださりありがとうございます。
子宮頸がんなどを予防するためのHPVワクチンは、高校1年生~1997年度生まれの女性が無料で接種できるのは今年度までで、3回全部を無料で接種するには9月中に1回目を接種しないといけないので、多くの方がその周知にご尽力下さっています。医療以外のご専門の方も周知にご協力下さっていて、本当にありがとうございます。
わたしも取材を受けることが増えていて、先日も子宮頸がん治療のご経験がある方との対談をしたのですが、その方はこれまでに子宮頸がん予防啓発関連の取材を多数受けられていたにもかかわらず、実はわたしとの対談の前は「わたしからHPVワクチンをおすすめすることはできない」と仰っていました。
その方が、180度考えが変わる瞬間に出くわし、なぜおすすめできないと思っていたのか、それがなぜ考えが変わったのか、お話しします。
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