「生理痛体験デバイス」を産婦人科医が体験してみた
みなさんこんにちは、産婦人科専門医の稲葉可奈子です。
「稲葉可奈子の元気がでるニュースレター」をご購読くださりありがとうございます。
急に秋めいてきたと思ったら、まだたまに暑くなったり、季節の変わり目で体調を崩しやすい時期ですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。季節の変わり目に様々不調を感じる方も多いので、しんどい場合はかかりつけの先生に相談してみて下さいね。女性の場合は、気軽に相談できるかかりつけの産婦人科があると、ちょっとした体の不調も相談できます。
さて本日のタイトルにある「生理痛体験」てみなさん聞いたことありますか?
その名の通り「生理痛」を体験する、ということなのですが、
これは、女性特有の健康課題への関心や注目、課題感が高まる中で、
でも男性は生理痛を経験することができない、
より理解を広めるために、男性も生理痛を経験する方法があれば…
などの思いから、
甲南大学と奈良女子大学による月経痛再現の可能性と効果を検証する研究と、大阪ヒートクール株式会社の技術を組み合わせて、生理痛VR体験装置「ピリオノイド」が開発されました。
筋電気刺激(EMS)により、生理期間中に生じる下腹部の痛みを疑似体験することができるということで、生理痛への理解促進や、お互いを想い合う職場を目指す企業さんでの企業研修などで活用されています。
先日、千原ジュニアさんが体験されたりもしていました。
わたしもその存在は知ってはいたのですが、実際に体験したことはまだありませんでした。
産婦人科医として、数多の女性の生理痛と向き合ってきたわたし自身が今回はじめて「生理痛体験デバイス」を体験したので、その体験をレポートします。
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